輸出取引信用保険
輸出取引信用保険.PDF(ファイルサイズ:372.9KB)
包括保険(グローバリアンス)引受等について
★包括保険(グローバリアンス)の特徴
● 保険対象取引
10社以上、複数の取引先に対する包括保険契約(ポートフォリオ管理)
継続的国内取引及び輸出取引における“商品売買”および“役務提供”
原則180日までの短期取引
● 引受方式
保険期間中(原則1年間)に行われる全ての取引先を保険の対象とします。(包括契約)
● メリット
補償機能: 貸倒損害に対する保険金支払い
与信管理機能:個別取引先に対するクレジットリミット(与信枠)設定
アラーム機能: 個別取引先信用状況のモニタリング及び悪化した場合の連絡。
業務の簡素化:事務手続の簡素化
債権回収機能:国内・海外を問わずコファスのネットワークで債権回収が可能となる。
★包括保険の対象とならない取引
● 例えば、以下に該当する取引先との取引
Ø 法的倒産手続きの開始が既になされている取引先
Ø 既に決済遅延が発生し、回収見込みのない不良債権が存在している取引先
Ø 日本邦銀による確認付き取消不能信用状(= Confirmed irrevocable L/C)により 代金支払がなされている取引先
取引信用保険の対象とならない危険
①法令または規則に違反して行なわれた商品の引渡しや役務の提供
②損害のうち設定されたクレジットリミットを超える部分
③クレジットリミットの拒絶または取消後になされた商品の引渡しや役務の提供
④すでに倒産状態にある、または支払遅延となっている買主に対する商品の引渡しや役務の提供
⑤売買契約上の義務の不履行から生じた損害
⑥以下のいずれかにより直接または間接的に生じた損害
Ø 核爆発または核汚染
Ø 以下の2ヶ国以上の間の戦争
フランス共和国、中華人民共和国、ロシア共和国、グレート・ブリテンおよび 北アイルランド連合王国(イギリス)、アメリカ合衆国
⑦ 遅延利息、遅延損害金、違約金または損害賠償について被った損害
売掛債権買取(ファクタリング)
【メリット】
(1)売掛債権を譲渡することにより、売掛債権の期日前に資金化ができます。
(2)買主の不払いリスクをヘッジできます。
(ファイナンスとクレジットリスクヘッジが同時にできます。)
(3買戻し条件無の買取により、オフバランスの効果があり、財務内容の改善が図れます。
(4)買主からの取立の手間が省け、事務の効率化が図れます。
(5)資金面・不払いリスクの心配がなくなり、営業に専念できます。
(6)新規の買主への販売も増やせます。
【ファクタリングを利用するケース】
(1)売掛債権を有効活用し、運転資金を調達するニーズがある場合。
(売掛債権譲渡により早期資金化ができます。)
(2)L/C無しの輸出債権で、銀行で買取りできない場合。
(3)コファスの取引信用保険を契約しているが、ファイナンスのニーズが出てきた場合。
(4)社内の審査基準が厳しく、リスクヘッジは常に100%でないといけない場合。
(5)日本のファクタリング会社の保証ファクタリングでは、リスクヘッジのコストが高すぎる場合。
(6)全てのバイヤーに取引信用保険を導入したいが、一部のバイヤーしか可能性 がない場合。
~5バイヤー・年間買取金額5億円を目途にしています。